捨てられるはずの一輪の花に命を吹き込む。
花絵で街を彩る神戸・春の恒例イベント「インフィオラータこうべ」で使用した花びらを回収し、春アイテムの染料として活用。
ジャヴァコーポレーションでは5月3日(金・祝)から5月5日(日)神戸北野坂で開催された、「インフィオラータこうべ2024」に協賛し、ロスフラワーを春アイテムにアップサイクルさせる活動を実施しています。
インフィオラータとは、イタリア語で「花を敷きつめる」という意味を持ち、道路や広場に花びらなどで絵模様を描き鑑賞するというイベントで、イタリアのジェンツァーノ市をはじめ、ヨーロッパの各都市で実施されています。
神戸市では、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の街を美しく彩りたいという思いで、1997年(平成9年)に初めて開催されました。まちをチューリップの花びらで彩る神戸の春の風物詩として定着しており、今回で26回目を迎えます。
当日の早朝には有志の皆さんと一緒に、三宮から会場である北野坂までの清掃活動にも参加しました。その後はイベント参加メンバーに、今回のアップサイクルの活動内容についてご説明もさせて頂き、多くのご賛同を頂きました。
イベントで使用される約40万本のチューリップは、新潟県の栽培農家から球根に栄養を回すために刈り取られた花びらを提供して頂き、本来では廃棄される花びらで花絵を描きます。
まずはチューリップの花びらを、一枚一枚丁寧にはがしていく作業から始まりました。それが終わると花びらを敷き詰めていきます。イベントには社員とその家族もたくさん参加し、ちびっと子たちも頑張ってくれました!
最後には、みんなで作り上げた美しい作品の前で記念撮影。3日間のイベントは晴天にも恵まれ、大成功で幕を閉じました。
インフォラータ終了時には、例年廃棄されていた花びらを回収しました。ボタニカルダイ(植物染め)の商品に使用する事で、さらなる廃棄物を無くします。
ジャヴァコーポレーションでは、今後もファッションを通して自然との共生を目指し、神戸から地球環境を見直すことで、未来へ繋がる循環の輪を広げる活動に繋げていきます。